食事のリズムや食べ方
食事は1日3回、規則正しく摂ることが基本です。
なぜなら、空腹の時間が続くと、次に食べたものの吸収が良くなるため、血糖値の上昇が起こりやすくなるからです。また、空腹の時間が長くなると、体が飢えに備えるために次に食べたものを体脂肪として蓄えやすくなります。
反対に、食事の間隔が短くなると、最初に食べたものによって上がった血糖値が下がりきる前に、血糖値が上がり始めるため、高血糖の状態が長時間続くことになります。
食事をすることによって得たエネルギーを、朝から昼にかけては、体を動かすために使い、夜は副交感神経の働きで、食べたものを脂肪としてため込もうとするため、夕食の食事量が脂肪にも影響しやすくなります。
残業などで夕食時間が遅くなる場合は、早い時間帯におにぎりやサンドイッチなど腹持ちの良いものを軽く食べておくなど、食べ方を工夫しましょう!
食生活の現状
「食事は1日3回、規則正しく摂ることが基本です。」と言われていますが、
農林水産省の調査では、「朝食欠食率は増加傾向にある」と報告しています。
参考:農林水産省
朝食を食べない理由は「食欲がない」「食べる時間がない」など様々ですが、
朝食にはとても大事な役割があるのです!
朝食の役割
☑脳や体の動きを活発に出来る
脳はエネルギーの消費量が高く、全身で使うエネルギーの16~18%を消費すると
言われています。朝食を抜くと、エネルギー不足になるので注意が必要です。
☑便秘の解消を見込める
便秘は多くの方が悩まれているのではないのでしょうか。
便秘解消のために、先ずは生活リズムを整えましょう!
☑生活習慣病のリスクを軽減できる
朝食を抜くのが習慣になっている人は、朝食を食べる習慣がある人と比較すると、
動脈硬化を発症するリスクが2倍高まると言われています。
他にも、朝食を抜く人は、肥満になりやすいと言われています。
参考:ヘル酢タス
これまで朝食抜きが習慣になっていた方は、これを機に、しっかり朝食を摂ってみてはいかがでしょうか。