秋分の日とは?
秋分の日(しゅうぶんのひ)は、秋分の日と春分の日という2つの日を合わせて「お彼岸」とも呼ばれ、日本の国民の祝日の一つです。
秋分の日は戦前、「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と呼ばれていました。
これは、歴代天皇ならびに皇族の霊をまつる儀式を行う日の事で、昭和23年に「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」日として、秋分の日と改名されました。
秋分の日にまつわる行事や風習
ご先祖様のお墓参り
秋分の日はご先祖様に感謝の気持ちを表す日です。
この日は、昼と夜の長さがほぼ等しくなる日で、彼岸と此岸の距離が最も近い日と考えられ、先祖に感謝を伝えやすい日だと考えられています。
お墓参りや仏壇掃除、お供えなどの供養をすると良いとされています。
おはぎを食べる・お供えする
彼岸の中日である秋分の日にはおはぎを食べる風習がありますが、その理由は諸説あります。
1つは小豆の赤には邪気を払う効果があるとして先祖に供えられたのが始まりと言われているそうです。仏壇にお供えするのはもちろん、自分で食べるのもいいとされています。
「食欲の秋」ともいわれる季節に訪れる、秋分の日。
行事食であるおはぎはもちろん、旬をむかえる松茸や鯖などを食べるのも良いでしょう。ぜひ、国民の休日とされる秋分の日を「食」を通して楽しんでみてはいかがでしょうか。
参考:阪神百貨店