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突然ぎっくり腰。ヘルニア。

 重いものを持ち上げた、あるいは、何かの拍子に立っていられないほどの腰痛が、、、、。
 急な腰痛の時、先ずは安静にして無理をしないことが大切です。ただし、足の方に響く痛みや痺れを感じる、排尿・排便が出来ない・・・こんな時は迷わずに病院を受診しましょう!
ヘルニアの可能性があります。

椎間板ヘルニア発症のしくみ

腰痛の原因で最も多いのは椎間板ヘルニアです。

ヘルニア イラスト

                                 引用:看護roo!

椎間板ヘルニアとは、背骨の腰部の椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨(椎間板)が変性し、組織の一部が飛び出すことを言います(ヘルニア=何かが飛び出すこと)。

この時、飛び出した椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みや痺れなどの症状を起こします。この症状を坐骨神経痛といい、椎間板ヘルニアの代表的な症状となってます。

※坐骨神経痛は病名ではなく症状のことを言います。(坐骨神経痛という病気を治すのではなく、坐骨神経痛をおこしている病気は何かをつきとめ治療する)

椎間板ヘルニア発症の原因は・・・

 椎間板ヘルニアの発症は、環境要因(姿勢・動作)や遺伝要因(体質・骨の形)、
そして加齢が関係しています。

姿勢と腰椎への圧力(体重50Kgの場合)

姿勢と腰椎への圧力

                       引用:一般社団法人 日本血液製剤機構

椎間板には、座る、立ったまま前屈みになるといった姿勢や動作でも体重の倍以上の圧力がかかると言われ、こういった動作の繰り返しが椎間板に変性をもたらし、椎間板ヘルニアに発展するものと言われています。

背骨の前方部分にある椎間板の強度は、NIOSH(米国労働省)によると腰椎椎間板の限界値は約340Kgであるとしています。理論的には上記のような動作をとるたびに、椎間板がダメージを受けることになりますが、実際にそうならないのは姿勢や関節の動き、筋肉でカバーして椎間板への負担が減るからです。

参考:南東北病院 ・ 一般社団法人 日本血液製剤機構

腰周りの症状でお悩みの方は、下記の症状ページも合わせてご覧ください。
↓

「腰痛」

「坐骨神経痛」

「腰椎椎間板ヘルニア」

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