毎日入るお風呂。お風呂に入ると、身体に良いことが盛沢山だったこと、ご存じでしたか?
最近の研究では、毎日お風呂に入ることで介護予防につながるという研究結果(注1)も得られているそうです
(注1)1万4千人を対象に3年間追跡調査を行ったところ、「入浴回数が週7回」の人たちは「入浴回数が週0~2回」の人たちと比べて、要介護になる割合が3割低いという結果が出ています
お風呂の健康効果
温熱作用
効果:疲労回復、快眠、リラックス、神経痛改善、腰痛・肩こり緩和
身体が温まることで次のような効果が得られます
・血管が広がり、たくさんの血液が体内を巡ることで、新陳代謝が活発となる
・「身体の修復」や「リラックス効果」をつかさどる副交感神経が優位な状態となる
・筋肉が緩み、関節の緊張が和らぎ、神経の過敏性が抑えられる
静水圧効果
効果:足のむくみ解消、疲労回復
身体全体に水圧がかかることで、次のような効果を得られます
・足のむくみの原因となる滞留した血液を水圧で押し戻すことが出来る
・水圧がかかることで血液の流れが良くなり、新陳代謝が活発となる
浮力作用
効果:リラックス、腰痛の緩和など
湯船につかり、身体に浮力がかかることで、次のような効能が得られます
・重力から解放され、関節や筋肉の緊張が緩む
粘性・抵抗性作用
効果:生活習慣病の改善など
水中でストレッチなどをすることで、次のような効能が得られます
・筋肉に刺激を与えることができ、手軽に運動療法的効果が得られる
洗浄効果
効果:肌の健康の保持
毛穴が開くことで、次のような効果が得られます
・皮膚の表面にある皮脂や汚れを流れださせることが出来る
参考:大阪市水道局